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KATO E7系新幹線のDCC化と室内灯を付けてみた

ArduinoベースのDCC用Function DecoderのSmileFunctionDecoderをKATO E7系新幹線のモーター車両(E725-201)に
組み込んでみました。
SmileFunctionDecoderは室内灯の制御とパンタスパークの制御を担当します。
モーター部分はSmileDecoderを使おうと考えていたのですが、ちょっと改造が大変なので、そのうちやってみます。

KATO E7系新幹線のE725-201の分解

KATO E7系新幹線 E725-201です





各種デコーダーをあてがって見ました

SmileDecoder
削らないと入らないですね。


ワンコインデコーダー
こっちも削らないと入らないですね。


今回は、VVVF音が鳴らせないですが、パンタスパークの出来をすぐに見たかったし、
KATOのE7系新幹線なので、KATOのEM13(フレンドリーDCC)が取り付くので、
近所のホビーショップ/モデルランド田中まで、いそいで行って買ってきました。

床下にデコーダーを取り付けることが出来ます。





EM13を差し込んで取り付けるだけ。簡単!

台車を外して


EM13を差し込んで


完成!



パンタスパーク用LEDの加工

E7系新幹線のパンタグラフは小さいので、1006サイズのLEDを使用します
ココで購入w

クラフトテープをテーブルに貼って、粘着面にLEDを貼り付けます。


予備はんだを付けます。


慣れてきた!w


パンタグラフには、瞬間接着剤でLED部分、リード部分を固定します。
瞬間接着剤を、ぼてっと付けちゃう為、なかなか固着しないので、白粉付着防止を兼ねて
FANで風を送りながら固着させます。



屋根にポリウレタン銅線を通す穴を開けます。
φ1mmの穴をピンバイスで開けます。

屋根はこうやって、薄いカードを使って剥がしていきます。今回は剥がす必要がありませんでしたw





パンタグラフの上下の稼動を加味しつつ、ポリウレタン銅線の形を作ります。



デコーダーに配線します。
ワイヤによる集電はいまいちだったので、0.1mmの銅板を取り寄せてから修正します。
※室内灯は12V用テープLEDを使用した場合です。







キープアライブコンデンサ 25V100uFを実装
突入防止抵抗とショットキーは後で実装します





E725-201用のスケッチ

E725-201用のスケッチは、Githubからダウンロード

パンタスパーク F0でON/OFF
室内灯 F3でON/OFF
デフォルトアドレス3

速度と点灯間隔のテーブルは以下の図のように設定しました。
今回新幹線用に速度に対するパンタスパークのテーブルを細かくしました。



完成車輪及び動画



室内灯のちらつきはちょっと調べる必要がありそう・・・



コンちゃんのNゲージ用ローラー運転台が良い仕事をしています。



関連リンク

E7系新幹線 E723-1のDCC化(ヘッドライト・テールライト・室内灯・車掌灯の加工)
E7系新幹線 E725-201のDCC化(パンタスパークの実装・室内灯・モーター車の加工)
E7系新幹線 E714-1のDCC化(ヘッドライト・テールライト・室内灯・車掌灯の加工)

リンク

Smile Function Decoder
Smile Function Decoder 部品配布
DesktopStation/DCC電子工作連合



2016/08/14 1版
2016/12/30 2版 室内灯は12VLEDを使用を追記