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SmileFunctionDecoder Ver2を基板化しました

Ayano 部品配布




SmileFunctionDecoderのコンセプト

・初版の不具合を修正。  (レジストマスクレイヤーの影響で、シルクが欠けている所が多数)
 (ATTiny85-20SURのPADをJEDIC SOICで作ってしまった為、実際のパッケージはEIAJ SOICのため実装が厳しい)
 (抵抗は【0603】L=16mm,W=8mmを使いましたが、【0805】L=20mm,W=12mmでもいけそうですね)
 (今回4辺ルーターカットされちゃいましたが、V溝タイプの方が作りやすいかな)
 (回路図のF1,F2,F3,F4とDCCコマンドのF1〜が似ているので、プログラムがややこしい)
 (FETのゲート抵抗、ゲートプルダウン抵抗が無いけど、いいのだろうか?)

・新しい試み
 SmileConnectorの部分を短くして、FunctionDecoder自体を小型化
 従来:1000mil x 380mil → 20mil 詰めて 980mil x 380mil
 KiCadを使った新設計。
 ネットワーク抵抗を使ってみた。

自己振り返り
 DCC ACK機能はどうしよう・・・
 シルクの字高さ0.7mm 線0.1mm設定なので、かすれました
 V cutをお願いしましたが、V CUT分を基板を大きくしないとだめかな。
 V cutの対応費でちょっと多く追加でとられてしまった・・・
 ネットワーク抵抗のPADがちょっと小さくなってしまっていた。


基板外観

基板はKiCad(kikyado)で設計しました。
 
生基板 Elecrowさんで製造
 
実装後
 

回路図


※クリックするとPDFファイルが開きます。

Smile Function Decoder の作り方

Webページに載せると大変なので、PDFを作成しました。
作り方


Function Decoder 使用例

・基本回路はこのようになっています。
※図修正中

 P1:DCC
 P2:DCC
 V1:5V電源端子+電流制限抵抗付き(1kΩ)
 V2:5V電源端子+電流制限抵抗付き(1kΩ)
 V3:5V電源端子+電流制限抵抗付き(1kΩ)
 V4:5V電源端子
 V5:12V電源端子
 O1:Digital On/Off
 O2:Digital On/Off / Analog
 O3:Digital On/Off
 O4:Digital On/Off / Analog


・先頭車両用
ヘッドライトにF2を割り当てて、ライトエフェクトが使えるようにします。
テールライトにF1を割り当てます。
室内灯をF4に割り当てます。12VタイプのテープLEDを使用します。
※図修正中
 


・信号機用(最大4灯式)
LED1とLED2は片方のみ点灯なので、5V電源端子+電流制限抵抗付き端子を使用しています。
※図修正中
 

ソースファイル

NMRA DCC Library 2014-10-15版を使用してください

■パンタスパーク効果スケッチ
https://github.com/ayanosuke/FunctionDecoder2_SparkFunction
DCC用としては世界初のパンタスパークFX効果ですw
パンタグラフがスパークするパンタスパークスケッチです。
速度によって、点灯条件を変えていますので、より本物に近いスパークとなっております。

■FX効果スケッチ
https://github.com/ayanosuke/FunctionDecoder2_EffectFunction
・11パターンのLED点灯パターンを用意しました。
 すぐ点灯、もやっと点灯、三角波、ランダム、マーズライト、フラッシュライト、シングルパルスストロボ、ダブルパルスストロボ
 ミディアムパルスストロボ、グロー管蛍光灯、グロー管蛍光灯切れそう

 FX効果のパターンも、以下のような簡単なスケッチで自由に作れます。
 unsigned char ptn10[8][4]={{'I',0,0,1},{'O',1,255,1},{'O',1,0,1},{'O',1,255,1},{'O',30,0,1},{'O',10,50,1},{'O',100,255,1},{'E',0,0,1}}; //グロー管蛍光灯

・周知のバグ CV49によるFX効果切り替えができません。

■4fx 先頭車両用ファンクッションデコーダスケッチ
https://github.com/ayanosuke/FunctionDecoder2_light

・停止時減光する処理は入れました。
・室内灯は12Vを使用して、テープLEDを使用します。
・前進と後退でヘッドライトとテールライトを自動に切り替えています。
・デバック用LightMes()関数を用意
・アドレス書き換え可能
・CV値読み込みは未サポート

■4fx 先頭車両用ファンクッションデコーダスケッチ
https://github.com/ayanosuke/FunctionDecoder2_pwm_light

・前進と後退でヘッドライトとテールライトを自動に切り替えています。
・速度に比例して調光します。
・デバック用LightMes()関数を用意
・アドレス書き換え可能
・CV値読み込みは未サポート ・ファンクッションをカスタマイズすると、2fx 個別に調光処理が可能



動画による紹介





2016/06/15 1版
2016/06/19 2版 スケッチ追加
2016/07/02 3版 動画追加,スケッチ追加
2016/07/09 4版 パンタスパーク追加