TOPへ戻る
★KATO E7系新幹線になごでんさんのMP3サウンドデコーダを付けてみた |
なごでんさんが配布されているMP3サウンドデコーダをE7系新幹線に実装してそのポテンシャルを確認してみました。
ArduinoベースのDCC用SmileDecoderをベースにMP3再生チップとメモリーカードが実装され長時間MP3サウンドが
再生できるMP3サウンドでコーダになります。
運転方法もガラッと変わり、MP3で音を鳴らしてそれに合わせて運転させます。
★KATO E7系新幹線へのMP3サウンドデコーダの取り付け |
 |
まずは0.1mm銅版から2mm×50mmの集電板を作ります。
 |
写真の撮影を忘れましたが、集電板には凸凹を付けています。(切りっ放しだと接触が弱いみたいです)
 |
位置を決めます。キューブスピーカの所は座席を2席ほど切り落としています。
配線はAWG30を使用します。
 |
付きました。
 |
キープアライブコンデンサが無いと停車中しか再生できなかったので、電解コンデンサを実装しました。
手持ちの25V220uFを実装
 |
カバーがしまらなかったので、電解コンデンサをリードで延長。
電極はカプトンテープで絶縁しました。
 |
完成です!
MP3サウンドでコーダを入れている車両にはSmileFunctionDecoderをまだ組み込んでいないので、
室内灯がありません。
音データは今回はyoutubeから色々取り込みました。走行音は、ちょっと良いものが無く妥協しています。
 |
いろいろな素材の寄せ集めなので、音量を合わせるためにAudacityを使って編集しました。
良く分かっていないのですがとりあえず、録音レベルが-3を超えないように、

大きすぎる場合はゲインを−に。小さい場合はゲインを+に調整しました。
データは、以下のように用意しました。
0002.mp3 ドアが閉まります
0005.mp3 加速音
0006.mp3 減速音
0007.mp3 警笛
0009.mp3 ブレーキ音
0011.mp3 〜 0024.mp3 発車メロディ色々
発車メロディは以下の曲を組み込みました。
金沢 オリジナル曲
新高岡 オリジナル曲
富山 オリジナル曲
黒部宇奈月温泉 煌〜水の都から〜
糸魚川 春よ来い
上越妙高 夏は来ぬ
飯山 ふるさと
長野 信濃の国
現在リリースさているMP3V4cに以下の機能を実装しました。
1、F8を発車ベルに割り当てますが、押す度に違う曲を再生するように変更
bells変数追加
extern void notifyDccFunc( uint16_t Addr, FN_GROUP FuncGrp, uint8_t FuncState)
{
static char bells = 11; // aya add
switch (FuncGrp)
{
F8を押す度に再生する発車ベルを変更
// Function F08
// 発車ベルいろいろ aya
if ((FuncState & FN_BIT_08) == 8)
{
if (fn_bit_f8 == 0 && gCV118_MP3_F8 != 0)
{
fn_bit_f8 = 1;
mp3_set_volume (gCV58_MP3_Vol);
delay (10);
mp3_play (bells);
bells++;
if (bells >= 25) // 発車ベルは0011.mp3〜0024.mp3まで
bells=11;
#if 0
mp3_set_volume (gCV58_MP3_Vol);
delay (10);
mp3_play (8) ;
if (gCV118_MP3_F8 == 2)
{
delay (10);
mp3_single_loop (true);
}
#endif
}
}
2、速度が10以下になったら、ブレーキ音のMP3を再生
speed_state 変数追加
extern void notifyDccSpeed( uint16_t Addr, uint8_t Speed, uint8_t ForwardDir, uint8_t MaxSpeed )
{
static int speed_state = 0;
uint16_t aSpeedRef = 0;
//速度値の正規化(255を100%とする処理)
if ( Speed >= 1)
{
aSpeedRef = ((Speed - 1) * 255) / MaxSpeed;
}
else
{
//緊急停止信号受信時の処理 //Nagoden comment 2016/06/11
Serial.println("***** Emagency STOP **** ");
aSpeedRef = 0;
speed_state = 0;
}
if ( Speed >= 10) // ブレーキ音発生イベント検出
speed_state = 1;
if ( Speed <= 9 && speed_state == 1){
speed_state = 2;
mp3_set_volume (gCV58_MP3_Vol);
delay (10);
mp3_play (9); // ブレーキ音
}
※前進/後進切り替えの対応と9以下でブレーキ音再生はもうちょっとチューニングが必要
DCS50Kだとマスコン20メモリくらいで車両が停止するので、EM13のCV値の再考と加速の設定を
もうちょっと詰めないと運転しづらい(^^;
車両全体のファンクッションは以下のようになっています。
F0 ヘッドライト・テールライト・パンタスパークON/OFF
F2 MP3:ドアが閉まります
F3 室内灯ON/OFF
F4 車掌灯ON/OFF
F5 MP3:加速音
F6 MP3:減速音
F7 MP3:警笛
F8 MP3:発車ベル
Smile Function Decoder
あやのぶろぐ
Smile Function Decoder 部品配布
名古屋電鉄
なごでんの日記
DesktopStation/DCC電子工作連合
2017/03/26 1版