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SmileFunctionDecoder Ver2を基板化しました

Ayano 部品配布



こんなに小さく出来ました!

紹介のページ(あとでよんでね)

ArduinoでAtiny85

【Arduino】ATtinyをArduinoで開発する
Arduino IDEでATtiny他の開発(Arduino-ISP編)
ArduinoユーザーのためのATTiny入門
Programming an ATtiny w/ Arduino 1.6 (or 1.0)
Arduino用ブートローダ/スケッチライタの製作(8)
200円マイコン ATtiny85

検索すると色々出てきますが、Arduino1.6.4~で Boards Managerを使ってATtiny85を開発してみたを参考にして
ATiny85が使えるように、Arduino IDEを設定します。

ATTiny85 開発ボード

開発用BOARDの用意、Smile Decoder DevboardをベースにATMEGA328PからATTINY85に変換する基板を用意しました。

回路図

■部品面


■はんだ面
ポリウレタン銅線を使って、配線しました。


デコーダーはやあさんが書かれた回路図を使用。
回路図

テスト回路はこんな感じに、抵抗とLEDを接続。
回路図



Smile Decoder 85 基板化

ブレッドボード上でのある程度の動作が確認できたので、基板化しました。

仕様書

回路図

レイアウト
・部品面
 
・はんだ面
 

完成した生基板
・部品面
 
・はんだ面
 

部品実装した基板
・部品面
 
・はんだ面
 
(はんだ付けがへたっぴなのとピンボケはご愛敬w、R3,R4はとある基板についていた抵抗を使ったので、PKGが0805になっています。

自己振り返り
・シルクがガーバーデータで確認したものと比べると結構変わってしまいました。
 若干大きめになってしまうようです?!
・レジストマスクレイヤーの影響で、シルクが欠けている所が多数。
・ATTiny85-20SURのPADをJEDIC SOICで作ってしまった為、実際のパッケージはEIAJ SOICのため実装が厳しい。
・抵抗は【0603】L=16mm,W=8mmを使いましたが、【0805】L=20mm,W=12mmでもいけそうですね。
・TR1,TR2の実装しにくい・・・
・今回4辺ルーターカットされちゃいましたが、V溝タイプの方が作りやすいかな。
・Reset端子もI/Oとして使えるようにしておけばよかったかな。
 →Arduino ISPで使っているため、利用不可
・+12V端子、抵抗内蔵5V端子は便利かも
・回路図のF1,F2,F3,F4とDCCコマンドのF1〜が似ているので、プログラムがややこしい。
・信号機をつなぐ場合、5灯式、6灯式の点灯は出力ポートが足りないので、できないなー。
・FETのゲート抵抗、ゲートプルダウン抵抗が無いけど、いいのだろうか?

Smile Decoder85作り方

Webページに載せると大変なので、PDFを作成しました。
作り方


Function Decoder 使用例

・基本回路はこのようになっています。
 
 V1:5V電源端子
 V2:5V電源端子
 V3:12V電源端子
 V4:12V電源端子
 V5:5V電源端子+電流制限抵抗付き(1kΩ)
 V6:5V電源端子+電流制限抵抗付き(1kΩ)
 F1:Digital On/Off
 F2:Digital On/Off / Analog
 F3:Digital On/Off
 F4:Digital On/Off


・先頭車両用
ヘッドライトにF2を割り当てて、ライトエフェクトが使えるようにします。
テールライトにF1を割り当てます。
室内灯をF4に割り当てます。12VタイプのテープLEDを使用します。
 


・信号機用(最大4灯式)
LED1とLED2は片方のみ点灯なので、5V電源端子+電流制限抵抗付き端子を使用しています。
 

リード線の接続

PADが小さいので、使用している線材は、AWG30を使用しています。
左から・・・
[F3][F4][V1][F1]{F2][V2][P1][P2]
 
[V5][V6]:5V+1kΩ
 
[V3][V4]:12V出力 ※DCCの使用電圧により異なります。
 
   

この先頭車両にヘッドライトとテールライトと室内灯を組み込みます


分解して


仮につけてみました。


ヘッドライト点灯


室内灯点灯


動画で紹介


ソースファイル

https://github.com/ayanosuke/Arduino_SmileDecoder85

まだまだ、ベータバージョンです。
・停止時減光する処理は入れました。
・室内灯は12Vを使用して、テープLEDを使用します。
・前進と後退でヘッドライトとテールライトを自動に切り替えています。
・ファンクッション入れ替えCV設定未実装。
・その他のライトエフェクトは未実装。
・デバック用LightMes()関数を用意

■分かっているバグ
・CV1のアドレス書き換えが出来ない。
→2016/4/9 原因判明、原因をソースファイルに記載済み

いくらで出来るの?

部品番号

部品名

仕様

価格

URL

IC1

AVRマイコンATTiny85-20SUR

FLASH:8kB SRAM:512B
EEPROM 512B

150円

URL

IC2

三端子レギュレータ
TA78L05F

5V 150mA

250円(10個)

URL

TR1,TR2

デュアルNchMOS-FET
FDC6305N

20V 2.7A

250円(10個入)

URL

D1〜D5

ショットキーバリアダイオード
RB160M-30TR(10個入)

Vr:30V Io:1A Vf:0.43V

150円(10個入)

URL

C1,C2

チップ積層セラミックコンデンサー
1uF50V2012(10個入)

Vr:30V Io:1A Vf:0.43V

100円(10個入)

URL

R1,R2

チップ抵抗 1/10W 100kΩ(20個)

50V 1/10W 100kΩ
size:1608

100円(20個入)

URL

R3,R4

チップ抵抗 1/10W 1kΩ(20個)

50V 1/10W 1kΩ
size:1608

100円(20個入)

URL

PB1

SmileFunctionDecoder

 

プライスレスw

URL

部品代だけ計算すると345円でした(プリント基板代抜き)



2016/04/09 1版
2016/04/10 2版 誤記修正